包茎の割礼に関する歴史は古い

割礼というのは包茎手術のことを指しますが、これに関しての歴史上の記録としてはエジプトの神話に登場します。太陽神のラーが自身のペニスを切断し、その際に出た血から神々が生まれたとされている為、ラーの神の信仰によって割礼が行われたのです。聞いた話によると、中には自分の大切なペニスを神へと捧げたという説があります。また、これまでのエジプトのミイラ研究で判明したことで、男性のミイラの多くが割礼を受けたと考えられています。他の国々でしたら、成人への儀式として行われていたのですが、エジプトでは神聖な場所へと勤務するために、清浄さを施すものとして考えられています。

割礼(包茎手術)を受けた時期は10歳くらいの年だったとのことです。このようなことから、包茎手術の歴史というのは古いことが解ると思います。

包茎手術には非切開でもできる手術があります。それはナチュラルピーリング法と呼ばれるもので、仮性包茎を対象とした、体に負担が少ない手術なのです。体の負担が少なくすむ理由として切らないという手術の為、包皮にメスを使わずに包茎を治療できると言われているからなのです。
手術の内容としては包皮を後退させたままにし、その状態を維持し続けられるように包皮を数か所縫合し固定するのです。縫合には美容外科用である糸が使われますので、縫合の跡も目立ちにくく、この糸は体に自然に吸収されるので、抜糸を行う必要はないです。そして、切除するといった処置をとらないので、手術跡がつくことはなくて、見た目にも自然な仕上がりを見込めるのです。

包茎の手術におけるリスクはどの程度あるのでしょうか。最初に、手術の際の傷跡はどうなるかを必ず聞いてください。
メスによる手術なら、3mm~4mmの傷跡が残るようになり、レーザーによる手術でしたら、1mm程度ですみます。この時、亀頭、下の方に上手に収まるような手術であるならば傷跡はほとんど見えなくなります。そして通院についてですが、現在であれば、ほとんどの場合において通院を必要としなくなりました。自分だけで術後の処理を行うということはとても神経を使います。クリニックを決めるとき、通院をすることで治療期間が短くなるか確認を取りましょう。